芽吹きキッズ

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クリスマスローズの黒が芽吹きました。
珍しめの色のミヨシさんの株でブラックパールとかいったかな?
初めて見る花にドキドキです。

息子が絵日記(自由研究)に困って、クリスマスローズの生態について私が教えて書かせた事がありました。クリスマスローズが好きな小学生って...。
と思いましたが、今はもうそんなことはいいか。と思っています。



昔。
といっても数年前ですが、この息子が幼稚園の頃、どろんこ遊びをする幼稚園のイベントがありました。
お父さんと遊ぼう会なんて今の複雑な家庭環境に全く即さないイベントをやる古い幼稚園で私と子供で参加しました。初めての子だったしそういうの真面目に出ていたので。


息子は泥んこ遊びが嫌だといいます。
私はなんとなく嫌な気持ちでした。子供が泥んこ遊び嫌いなのはいい。でもこういうみんながやるという事をやろうとしない姿勢は、子供の頃友達とサッカーする間は遊んでいたのに野球すると言いだしたら「帰る。」と言った私そのものだからです。
私は変わり者として扱われ学校内で浮いていました。心配した母は無理にでも参加するように私を説得しましたが私は聞く耳を持ちませんでした。


息子は自分を映す鏡だろうか?このままいったら私のように暗い小学生時代を歩むかもしれない。
でも自分と同じ気質ならここで泥んこ遊びをするよう説得を試みても無駄なのがわかってしまう。


私は言いました。
「わかった泥んこ遊びしなくていい。私とお絵描きしよう。地面がキャンバスだ。」
野球をしてこなかった私は全体的に運動が苦手です。子供と遊ぶとき最初に手にしたのは鉛筆でした。
アンパンマンの絵を描いてみせる。当ててごらん?ばいきんまん、にドキンちゃんと簡単な問題を出して、次はしょくぱんまんの顔の形と見せかけてホラーマンにチェンジする。そんな遊びが彼との普段の遊び。

私は地面に四角いマスと道のようなラインを引きました。
私「ここがおまえんち。ここが幼稚園、でこれが道。この街はお城があるからここがお城。川も作ろう。ねえそこの君、一緒に川を作ろう。そこの君は掘った土でタワーを作ってよ...。」

私は子供の頃から小学5年生以下、65歳以上の女性にモテます。不思議と何歳になってもその年齢の設定は変わらないようで私が年頃の女性にモテたいわゆるモテ期は来ず終いでしたが。
往年のスタンド能力を発揮しどんどん女の子を集めていく、不思議と新しい遊びに興味を持つのは女の子だ。きっと心が柔軟なのでしょう。


息子と女の子たちが一緒に街を作っていく。やがて男の子もやってくる。立体的なその街はいつかお絵描きから泥んこ遊びへと進化していく。



私はちょっと有名なお父さんになってしまいこのイベントに参加するたびに次はどんなアートを作るんですか?と言われだしたので面倒くさくって行くのやめましたが、毎回こんな感じでやりたいことをやらせるような世間の流れに合わさせるような、結局は自分本位のようなそんなことをやりました。
私は自分の子育てが良いとは思いませんでしたが、結局できることは限られている。お父さんになったからといって急に何かできるようになるわけじゃない。


それでもやっぱりちょっと変わった息子は運動は苦手だし、相変わらず女の子の友達ばかりだし、自分が思った事しかやらないしで心配でした。このままではやがて人生の落伍者になってしまう。



そんな息子は今年小学二年生。
県の絵画展で特選を取りました。
絵を載せられませんが、クジラの絵。
クジラを青く塗ったから夕焼け空に緑の海にしたそうです。誰からも言われてないのに自分で考えて。
多くの子が海は青いものと思いそう描いたはずなのに。


県下で幼稚園、保育園、小学生、中学生合わせて200人近く選ばれる賞なのでそこまでレアな賞でもないのですが、選ばれない子もいるわけで、この子のなんらかの才能が芽吹いたことは間違いありません。
決してこれで飯が食えるとかそういう事ではないし、どうせなら学校一の秀才の方が将来使える特技かもしれません。でもなにかを成し得たことを体験させてあげられた事は本当に良かったと素直に思いました。


子育てをしていて自分の悪い所が子供に映っているのを見てゲンナリする親御さんは多いと思います。
でもね、悪いところだけを受け継ぐなんてあり得ない。だってそこにいるあなたは自分のことそんなに悪くないって思うでしょ?一人きりでは思えなくてもあなたがいいっていってくれる人が側にいるでしょう?そしたらそれもその子に映っていると思います。いつかどこかでその良いところを見る機会がありますよ。

そして気づくんです。
きっかけは自分が与えたけれど、これを芽吹かせたのはその子自身の力なんだと。
生きるために親からもらったものを自分で選んで有効に使っていると。
その自分が子供に映っている嫌な自分は実は大切な愛すべき自分であったと。



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子供嫌いなのにこんな事書いたら明日は雪ですね(笑)
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