北へ

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相変わらずの私の庭。
と書くとなんだか不満があるようだけれど、私は実は概ね計画通り進んでいると思っているんです。
初めて植える植物もあるし初めて大きくなった庭で春を迎えたのでなんだかまとまらない感じもするのだけれど。


松田行弘さんの「庭と暮らせば」のよると見栄えがする庭にするには五つの要素を取り入れる事とあります。

1.シンボル・メインツリー
コーナーで最も大きな主木、またはシンボルツリーとなる樹木。

2.ミドルツリー
1よりは小型でサブとなる樹木。1.5m以上の高さがあること
メインとその下のフレームをつなぐ存在であり、メインと個性が異なる樹木が望ましい。

3.フレーム
今度はミドルツリーとグラウンドカバーを繋ぐ役割を持った低木または多年草
もちろん1.5m以下。こんもりと繁らせた印象を作り、庭に動きをつける。

4.グラウンドカバー
これはみんなが思ってるグラウンドカバーと同義。地面とつなぎ目を覆うと良い。

5.クライミング
つる性植物。自然な感じが出るので一種は使っておきたい。
狭い場所では1の代わりに使うことも。

端折ったけどだいたいこういう感じ。
最初に1から順番に植えておくと庭が安定する。
らしい。

と言うか安定すると思う。
そうしておけばよかったなーと思うけれど、まー全とっかえとか出来ないし、実は庭を作って行くと自然とそういう感じに落ち着くと思うんですよね。それが早いかゆっくりかの違い。

それらを踏まえて今の庭を分析する。


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庭拡張の際、庭のアドバイスをもらっている人からまずシンボルツリーを植えようと言われました。

それまで私はガーデニングはなんの面白みも無くなった人生という悠久の時を潰すためにやり始めたところがあって、時間はいくらでもかけたらいいなと言う気持ちが強かったので、なるべく苗を買って自分で育てた植物で庭づくりをしようと思っていました。

でも松田さんの本を読む前でしたが、どの園芸書を見てもシンボルツリーがある庭はまとまりがあって格好いいということは私にもわかりました。
流石にこればかりは買ってきてでもまず背の高い何か植えないと始まらないと感じたのです。

松田さんの順番でいけば、最初に気に入った樹木を全タイプ植えればそれで良かったのですが、すでに自分の庭があったので、そこを全て覆してまで、いや、全て覆して作ってしまうことは自分の今までの庭作りに対しての冒涜になると思ってそれは避けました。

人生でも仕事でもそうですが、自分の今までやってきた流れやストーリーを全く無視していきなり新しいことをするのは私は嫌です。もしそれをやったらいつまでたっても自分のものが借り物の様で上手くいっても、気に入らなくなると何かのせいにして逃げてしまいそうだからです。



私に庭にとって決定事項でそうそう変えられなかった事があります。
庭にバラが植えられていたことです。
庭を拡張する理由の一つでもあったわけで、それを覆せなかった事と、
もう一つは庭にカラーコードを設けていてそのポジションに合わせた色合いのものを植えるということです。
バラというものは松田さんのカテゴリーではおそらく3番でしょう。
3番が決まっている。

では2番はどうか?私は友人宅のミツバハマゴウがえらく気に入っていて、本人は剪定を間違えたと言っていますが、むしろ私もその剪定を真似したいと思うほど好きな樹形で、とにかくああいうのを植えたいと思っていました。そして小さいままだったけれど、私もミツバハマゴウを持っていたので格好がつかなくても大きくなるまで待とうと思って植えました。

樹木として考えた時バラもミツバハマゴウも卵型の葉で、どちらも落葉するものである事を考えると1のメインツリーは常緑を選択する必要があると考えました。
そしてミドル予定のミツバハマゴウを真ん中に据えたとしたら、必然的に1番は手前か奥になります。
(私は1から4を順番に隣同士で高さを落としていく植栽は好きではありません。)

うちの庭は見てわかる様に奥から手前に傾斜があります。
前はこの流れに沿って手前が低く奥が高くとなだらかに植栽していましたが、動きがなくて面白くないのと、ただでさえまっすぐにしかならないボーダーガーデンがさらにまっすぐの線で整えられて硬くて仕方がなく不満でした。

そこで私は逆に1番手前に1番背が高くなる樹木を植えることにしました。
それが一番のコニファーブルーアイスです。
ここは勇気を出して苗でない樹木を買いました。
やはりみんなが言う通りメインツリーがあるとなんだか落ち着きます。
そして今どきコニファーか?とも思いましたが、葉の形が2、3とともに違うし、青い色の植物を植える植栽パートにもぴったりでした。
私はバラにはコニファーが合うと思います。


3から決めていって2が大きくないので1と3の間が空いて骨格が弱いですが、ミツバハマゴウがしっかりしたらこれはちょうど良くなる計算です。
なので私は実は計画通り進んでいるなと思っているのです。
ブルーアイスもブロック塀を越え始めたしね。

あとはなんとなしに2に収まっているムクゲ紫玉をどうするか?サイズ感は立派だけど全体の調和からすると微妙な気がする。抜いて5としてつるバラを植えるのもいいかと考え中。



ただそんな私がちょっとなんとかしたいのは全体的にごちゃごちゃしすぎているところ。
骨格が出来てもちょっと窮屈すぎです。


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そこで北側の庭を開拓することにしました。
今まで日当たりを当たり前に受けてきた南面の庭の私。でも裏を返せば日陰でしか育てられない植物をずっと諦め続けてきたといことです。
庭に無理やり植えた日陰用の植物とずっと鉢植え生活を余儀なくされている子たちの避難所になればいいかな?と思っての開拓です。庭が狭い狭いと諦めなくてもいいよね。たとえそこが日陰でも私は庭が欲しいのです。



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