ヤグルマギク/罪と罰

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ヤグルマギクがぼちぼち大きくなっています。

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タネから植物が不作の今年はこのやグルギクとセリンセマヨールしか無いので良いことではあるのですが、


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例の秋に咲いてしまった青いヤグルマギクは冬を越しそのまま葉を茂らせまた咲こうとしています。
さすが暖冬といったところ。
その暖冬のせいで未だに花が落ちないルドベキアタカオたち。当初黄色い花は植えない方針でしたが、実際あるとなかなかの存在感なので捨てられず。
秋の花を刈り取っていつ春の花にバトンタッチすればいいのか悩みどころです。


2月で決算だった私の仕事は1つの結末を迎えました。
今年は売り上げ未達で終わったので、ちょっと反省気味。
ここ二年ほど計画を割ったことが無かったからまあまあひどい言われようでもありましたが。もう3月。あとは上に向いて走るしか無い。


決算期前後はかなり忙しく失敗してしまったり、トラブルが発生したりする事も多いのですが、今年も少しそういう傾向にありました。
失敗をする。つまらない失敗です。
しかし世の中につまらなくない失敗なんてあるのでしょうか?
大体がなんでこんな事で失敗を?というような事ばかりです。
なぜそういうことが起こるのか?
私はキャパオーバーによる物なのだと考えます。

例えば。
ボタンを押すという作業があるとします。
ボタンを押せばいいだけ。何回押してもいいです。毎日押さなくてもいいです。というものだとすると、まず失敗が起こり得ませんね。自分の中で毎日押すぞと思っていたのに押せなくて気持ちの上でちょっとがっかりするくらいで失敗でもなんでもありません。
これは趣味みたいな感じですね。庭いじりしていて、晴れた日に草むしりしたかったのに寝てしまって、もったいないという自分の中での失敗はあってもそれは失敗とも呼べないような好きすればいいような事。

だんだん高度になっていきます。
毎日ボタンを押すという条件が加えられたとします。
それでも別に失敗する人はいないでしょう。これでも毎日会社に行くというレベルです。

毎日ボタンを押しましょう。午前中と午後に一回。
これでもまず失敗しない。
1時間に一回、間抜けな人ならたまに忘れるかも。
10分に一回、まあまあ忙しいです。
人が通る時にボタンを押してください、おっと視認が必要になってきました。これはミスるかもしれない?それに男の人女の人の区別をしてください。仕事っぽくなってきました。そこそこなれた人でないと間違うかも?この道を通る人を右側方面と左側方面とで区別しなおかつ10代20代30代40代50代シニア層と分けてボタンを押してください...もうこれくらいになるとその仕事のプロでないと間違い人とか年齢の区別の正確さが怪しい人が出てきます。

それでも失敗したら「ボタンを押すだけなのになんでこんな簡単な仕事ができないのか」という罰が与えられます。

失敗とはこういうものです。
たまに失敗はいい加減な取り組みをしているからだという言い方をする人がいます。
確かに、同じ時間同じ仕事をやっているのに自分より出来ない人を見かけたらそういう気分になります。
私も若い頃はそう言って人を思いっきりなじっていました。
しかし、仕事は単純ではなく、全く同じものという事はないし人の能力も千差万別です。
そして人は誰だって何かの事が上手く行く事を望むものです。最初っから失敗しようとして臨んだり、いい加減な気持ちでやったりするものでもないのです。
こういう書き方をするとこの人は優しいとか、性善説とか思われるかもしれないけれど、
人はその善悪を問わずとも自分の思い通りにしたい欲求があるものです。
泥棒でも捕まっていいやなんて思ってする泥棒はいません。上手く逃げおおせて儲けを得る。
みんな自分なりの目的のために成功したいのです。
失敗が好きな人なんていないのです。

そして結局キャパの問題なので人は無理をしているといつか失敗します。
失敗をした時になじっていた人から逆になじられるのはとてもバツが悪いものです。
その時「お前の簡単な仕事と私の難しい仕事を一緒にするな」とか言えますか?
それが言えるほど身勝手ならそれはそれで幸せな人生でしょうが、多分また失敗します。
そして周りからはおんなじような人種として扱われるだけです。
人の失敗なんて気にしている場合じゃないんです。

私はそれがわかってからはあんまり人の失敗を攻めません。
自分が失敗した時に言われたくないだけでなく、結局一緒に仕事をしていて失敗されたらみんなが苦しむだけです。
誰も得をしない。失敗のメカニズムを理解したのならば、失敗しやすい人のフォローに回る方が得策なのです。自分が失敗しそうなところにヘルプを入れる方が文字通り間違いないのです。
まーそれも含めて出来ないから失敗は起こるのだけど。

一番いけないのは失敗して、誰かに口うるさく言われて「なんで自分はこんな事で失敗して..」と自信をなくしてその場で崩れてしまう事です。
仕事は動いていて、誰かが止まったらまた同じ失敗をするだけなのです。
だから口うるさく言うのも逆効果。冷静に前向きに考えていたいものです。

失敗への、本当の意味での罪に対しての罰は自分にしか下せないものなのだから。